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2017/06/10千葉大附属中2年生「想いを伝える」授業

附属中授業に登場したキャラクターたち

5月30日(火)、千葉大附属中2年生の国語の選択授業にてお話する機会をいただきました。授業は、昨年の3年生の「想いを伝える」授業と同じテーマで、お昼休み後の5時間目に図書室で行い、12名の生徒さんが参加してくれました。

1日目の授業:伝えたい想いを考えよう

実は、1週間前の5月23日、本当はこの日も千葉大附属中へ訪問する予定だったのですが、私が体調不良で行けなくなってしまったため、担当の大澤先生に、代わりに授業を進めていただきました。当日は、生徒さんに事前に選んでもらった、心に残る大切な1冊を通して「伝えたい想い」を考えてもらいました。途中、2人ペアでお互いの想いを伝え合ったり、1人で推敲をしたりして、最後に「伝えたいメッセージ」を書いて提出してもらいました。みなさん、とても集中して取り組んでいたと、後日、先生から報告をいただきました。

2日目の授業:想いを伝えよう

5月30日、体調がなんとか回復し、ようやく生徒さんたちにお会いすることができました。はじめに、2人ペアで好きなキャラクターを選んでもらい、そのキャラクターが持っている旗の色を2人のチームの色と決めました。チームの内訳は、ガーネットの「あか」、ハラっぱの「きみどり」、キタフィーの「おれんじ」、むらっくくんの「にじいろ」、ピーターの「あお」、ペラペーラの「むらさき」の6チームです。

生徒さんたちのメッセージをのせたプリント。2日目にお配りしました。
2人ペアで好きなキャラクターを選んでもらいました。

チームの色が決まったところで、2人組からそれぞれ2つのグループに別れて、1人3分程度で想いを発表し合いました。みなさん、一生懸命に想いを伝えようと、言葉を選びながらお話をしていました。発表後、一番想いが伝わってきたチームのところにシールを貼って投票してもらいました。

6人グループで1人ずつで本への想いを発表しました。
一番想いが伝わったチームに記念しおりをプレゼント

投票の結果、今回1番想いを伝えられたのは・・・「あお」チームでした!あおチームのお二人に記念のしおりをプレゼントしたところ、「やったー!」と喜んでくれていました。

授業の終わりに、生徒さんたちにたくさん感想を書いてもらいました。ある生徒さんからは「自分の好きな本を他の人と共有する楽しさと難しさを考える時間になりました」という感想をいただきました。私自身も、今回、生徒のみなさんとお会いし、授業でお話することができて、貴重な経験になりました。授業に参加してくださったみなさん、授業の機会をくださった大澤先生、ありがとうございました。

反省点

  • 授業の数日前から体調が悪かったため、事前に先生へお伝えしておくべきだった。次回、もし体調が悪いときは、事前に連絡をして、代わりにどう進めるか等ご相談したい。今後はできるだけ体調管理をしっかりしたい。
  • 発表してもらう前に、話すポイントを伝えるべきだった。発表の際、緊張してうまく話せない生徒さんや、時間が余ってしまって困っている生徒さんがいた。授業後、大澤先生からも「前回お話しておけばよかったかもしれない」とのご指摘をいただいた。
  • 投票で1票も入らないチームのことも考えるべきだった。実際、前回と今回の授業も0票のチームがあった。投票結果の発表の際は、すべてのチームの票数が見える形にしていたため、0票のチームの人のことを思うと残念な思いをさせてしまうと感じた。今後は結果発表の仕方を検討したい。
  • よかった点

  • キャラクターたちに旗を持たせるアイデア、よかった。簡単に作れて、見た目も楽しくできた。
  • 前回の3年生の授業の反省から、タイマーを1つにして、2つのグループ同時に進行できた。
  • 嬉しかった点

  • 好きなキャラクターのぬいぐるみを選んでもらうとき、女の子たちが「にじいろ、かわいい!」、「あおいとりにしよう!」、「ペラペーラ、いいな!あそこにもいるよ!」(附属中図書室では分類キャラクターのブックパンケーキをお使いいただいています。1類の哲学担当の「ペラペーラ」のいる棚を指差しながら言ってくれていました)などと、楽しそうに選んでくれていた。
  • 6人グループで発表するとき、「時間を測るので、もーたいむくんを使います」と言ったら、みんなが「あ、知ってる!前、先生が使ってた!」と笑ってくれた。
  • 2つのグループのうち、1つのグループにぬいぐるみを持った人たちが集まるという偶然がおき、発表中、グループの話している人の前にぬいぐるみたちを集めて、一緒に聴いてくれていた。
  • 授業後、生徒さんたちが後片付けを手伝ってくれた。記念撮影では、登場したキャラクターたちを嬉しそうに持ってくれていた。
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